40を過ぎた頃から少しずつ体に異変が起こるようになりました。あぶら汗が出てくる程の胸の痛みです。今まで感じた事のない、命の危険を感じる胸の痛みで苦しくなる事がたまにありました。ここ最近は、頻繁に起こるようになったので、病院で検査してもらう事に決めました。
初めての感覚!?胸が苦しい、動けない、あぶら汗が噴き出てくる
初めての発作は2021年の40歳になった夏の暑い頃でした。
前日にお酒を結構のんだ時でした。
起きてトイレに入りました。
便器に座っていたら急に胸が苦しくなりました。
胸から上、特に肩のあたりが痺れてきて、動けなくなりました。
あぶら汗がいっぱい出てきます。
今までに体験した事のない体の異変でした。
あぶら汗があんなに出たのは初めてです。特に顔面が凄かった。その時は本当にもう終わりだと思いました。
1分位で胸の痛み、体の異変は治りました
1分位は胸の痛み、体の異変が続きました。
1分位すると何事も無かったかのようにスーっと体が楽になり、あぶら汗も出なくなり、動けるようになりました。
身体の異変は1分位ですが、とても長く凄く怖い時間でした。
胸の痛み、体の異変に心当たりがありました
初めての発作が治まった後、もしかしてと思うことがありました。
体の異変に心当たりがあります。
心当たりとなる異変は20代後半の時から始まりました。
見る物がダブって見えるようになったのです。
様々な検査をしたら「ミトコンドリア病」の可能性があると診断されました。
ミトコンドリア病とは?
ミトコンドリア病は脳、臓器、筋力、視覚、聴覚など様々なところに症状が出てくる事が多いので、これらの症状、病気を組み合わせて持っている患者さんは、ミトコンドリア病と診断されるケースが多いみたいです。
単一の症状しかみえない患者さんは、なかなか疑うことすら難しく、ミトコンドリア病と確定診断に至るまでに時間がかかる事が多い難病みたいです。
俺は眼球運動障害だけだったので、ミトコンドリア病と確定診断はされていません。
ミトコンドリア病とはどういう病気ですか?
ミトコンドリアは全身の細胞の中にあってエネルギーを産生するはたらきを持っています。そのミトコンドリアのはたらきが低下すると、細胞の活動が低下します。たとえば、脳の神経細胞であれば、見たり、聞いたり、物事を理解したりすることが障害されます。心臓の細胞であれば、血液を全身に送ることがしづらくなります。筋肉の細胞なら、運動が障害されたり、疲れやすくなったりします。ミトコンドリアのはたらきが低下することが原因でおこる病気を総称してミトコンドリア病と呼んでいます。多くは生まれながらにしてミトコンドリアのはたらきを低下させるような遺伝子の変異を持っている方が発症しますが、薬の副作用などで二次的にミトコンドリアのはたらきが低下しておきるミトコンドリア病もあります。
引用元 : 難病情報センター
20代後半から出ている症状は眼球運動障害です。
1つの物が2つに見えたりします。
眼科での検査、脳の検査では異常はありませんでした。
その当時の事を詳しくブログで紹介していますので確認してください。
心臓に異変が出る可能性が高いと言われていた
20代後半の時にNCNP病院 国立精神・神経医療研究センターで検査した時は、心臓、腎臓、肝臓など色々な臓器の病気になるかもしれないと言われていました。
この病気ではどのような症状がおきますか?
ほぼすべての細胞にミトコンドリアが存在します。細胞は同じ種類のものが集まって組織というものを作ります。神経組織、心筋組織などと呼ばれますが、それらの組織が血管や結合組織などの他の組織といっしょになって、身体のために効率よくきちんと働くようになっている構造体を臓器といいます。これが脳や心臓といった臓器ですが、症状はこのような臓器のはたらきが低下した場合に現れます。ミトコンドリア病の場合には、ミトコンドリアのはたらきが低下することで個々の細胞のはたらきが低下したり、細胞が消滅したりします。それがどの細胞にもおきる可能性があるので、いろいろな症状が現れることになります。けいれん、脳卒中、精神症状、発達の遅れなどの脳の症状、物が見えにくい、音が聞こえづらいなどの感覚器の症状、運動がしづらい、疲れやすいなどの筋の症状、肝臓や腎臓の機能の低下など、極めて多彩です。その中でも、比較的エネルギーを多く必要とする神経、筋、心臓などの臓器の症状が現れやすいと考えられています。ミトコンドリア病の症状の特徴は、あらゆる年齢の方に、あらゆる症状が、あらゆる組み合わせで現れることと言えます。
引用元 : 難病情報センター
心臓の辺りが締め付けられるように苦しくなりました。「ついに心臓に症状が出たな」と思いました。
初めての症状から、病院で検査すると決断するまで
2021年の夏頃、初めて心臓の辺りが苦しくなる発作がおきてから、しばらくその発作はこなくなりました。
もう終わりだと思ったあの発作が一切きませんでした。
「あれ?もしかしてただ疲れていただけ?酒を呑みすぎたからかな」
安心していました。
発作が月1位でおこるようになる
2022年の春頃から発作が月1回位のペースで起こるようになりました。
初めての時と症状は同じです。
軽い症状もありました。
軽い症状の時はあぶら汗がでません。
いつも朝起きた時に症状がでました。
その辺の時は発作も月1だし、フリーランスになって、自宅でパソコン作業ばかりしているから、運動不足かなと軽く考えていました。
月一位の発作を何回か経験すると体が慣れたのか、最初より大丈夫って感じでした。最初の時はもう終わりだと思うほど苦しかったのに。
発作が頻繁におこるようになる
2023年の夏頃から発作が頻繁に起こるようになりました。
毎日ではないけど、朝起きると胸が苦しくなり1分位動けなくなります。
この頃は苦しいのですが、あぶら汗が出る事はあまりありません。
何故か朝目覚めた布団の中か、目覚めて少したってからがほとんでです。
この頃は先輩から頼まれて建築現場の手伝いをしていました。
現場では体を動かし汗を流していたのですが、作業している時は一切発作がおきませんでした。
午後と、お酒をのんでる時は発作がおきません。
発作が朝だけではなく一日おきるようになる
2023年の9月頃から発作が朝だけでなく、午後もおこるようになりました。
発作が起きない日は一切おきないのですが、起きる日は一日に何度もおきるようになりました。
あぶら汗が出る事はほとんどないのですが、軽い感じの発作が頻繁に時間関係なくおきるようになりました。
発作がおきるのは朝が一番多いです。
頻繁に時間関係なく発作が起きるのですが、お酒をのんでる時は発作が一度もおきませんでした。
あと外出してる時もおきません。
朝の散歩とかはたまに発作がおきました。
発作の頻度が多くなったので流石に心配になり病院へ行ってみる事にしました。
病院で検査をした事などをブログにしています
発作が頻繁におきるようになり、病院へ行く事を決めたフリーランス主夫は、埼玉県川口しの病院で検査してもらいました。
病院で受けた検査の内容や結果、体の調子などを紹介したブログも公開しています。
今回の続編になります。